ご無沙汰しています。
以前、タイ文字の子音の字を覚える際に、「身近なもののイメージと関連付けて覚える」と書きました。
今回は、具体的にどういうイメージと関連付けながら自分が覚えたか、書こうと思います。
関係ありそうな形と関連付けて覚える
まず最初に、子音のタイ文字と似ている形、しかも文字の音と関係があるような形や物と関連付けて覚えられる例を挙げます。
アルファベットに似ているもの
タイ文字の中には、何となくアルファベットに似ている文字があり、関連付けて覚えられます。
ง (ng)
この文字はng(「あんがい」の「ん」)と読む文字ですが、なんとなくアルファベットのgや、発音記号の ŋ (longの"ng")に似ています。
ห (h)
この文字は h の発音ですが、形もhに似ています。
ただ、ท という、th の発音の文字も h に似ているので、区別が必要です。
ร (r)
この文字は r の発音です。何となく、上のカギになっている部分がアルファベットの r っぽいです。
身近なものと関連付けられるもの
これは、何とか工夫すればもっとひねり出せるような気もしますが、僕が覚えた時に使ったのはこの2つです。
บ (b)
この文字は b の発音ですが、形がバケツ (bucket) に似ている、という感じで覚えました。
ม (m)
m の発音の文字です。この文字は同じ側に〇が2つあって、取っ手が壊れたマグカップのイメージで覚えていました。
こちら (Learn ALL Thai Alphabet in 50 minutes/hour)のビデオでも、全く同じ覚え方を推奨していました。
น (n)は発音も形も似ていますが、下の〇の位置が逆なので、一緒に覚えられます。
タイ語の文字の呼び方と形を関連付けて覚える
タイでの文字の呼び方
タイ文字には発音が同じ文字が何種類もあるため、区別をするために、タイでは文字に音以外の名前を付けて読んでいます。
例えば、最初の文字กは、タイ語でก ไก่ (ゴー ガイ)、「鶏のゴー」と呼ばれています。
下の表のように、すべての文字に「〇〇の〇」という名前が付いています。
文字の名前を使ったこんな「タイ文字版 ABCの歌」もあります。
なんでわざわざこのことを書いたかというと、タイ語での文字の名前と形を関連付けて覚えられる文字がいくつかあるからです。
文字の呼び方と形の関連:具体例
ก (k)
これはさっきも挙げた、タイ文字1文字目のก ไก่ (ゴー ガイ)、「鶏のゴー」です。
何となく、文字が鶏の頭に見えませんか?(とがっているところがくちばしです。)
ง (ng)
これも先ほど例に挙げたง งู(ンゴー ングー)。「蛇のンゴー」です。
中途半端にとぐろを巻いた蛇に見えなくもないです。
正直、タイ文字って蛇に見えなくもない文字が多いですが...
ช (ch)
これは、ช ช้าง(チョー チャーング)、「象のチョー」です。
少しこじ付けですが、倒したら象の横顔に見えなくもないと思います。
まとめ
今回は、以前の記事で書いた「イメージと関連付けてタイ文字を覚える」際の具体例を挙げてみました。
人によって持つイメージは違うので、ここに挙げた例よりもしっくりくる覚え方が思いつくこともあると思いますので、自分の覚えやすい方法を探してみて下さい。
ただし、どう頑張ってもイメージと結び付けられなくて、書いて覚えるしかない文字もいっぱいあります...
そこは近道はないので、文字や単語を書く中で覚えていくしかないかな、と思います。
今回の例が少しでも参考になれば幸いです。
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